会 長 遠 藤  和 彦



淡水大魚研究会の
HPにおいでいただき、ありがとう
ざいます。

    


昨年は4月に熊本でM6.5さらにM7.3・震度7という大きな地震が発生し、多くの尊い命が失われました。被災された皆様方には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。


さて、今年も立春、そして啓蟄と暦は移り、そろそろ釣りのシーズンが近づいてまいりました。産卵を前に食いの立つ時期を敏感にとらえて大ゴイを狙っていきたいものです。潮来水郷のコイさんたちを見ると気のせいでしょうか、アメリカナマズが繁殖域を拡大しつつあったここ
10年位の時期に比べて幾分ふっくらとした体形のコイを時々見かけるようになってきました。頭ばかり大きく体が痩せこけたコイが減ってきたように見えるのは私の贔屓目(ひいきめ)でしょうか? アメリカナマズとの棲み分けができてきたのか、それともここ数年水郷でコイが釣れなくなってきたためにコイ釣り師の数が激減しコイに与えるプレッシャーが少なくなってきたせいでしょうか?いずれの理由にせよ、私達コイ釣り好きにとって明るい兆しには違いありません。引き続き観察を続けていこうと思います。


さらに季節が進むと、
6月末頃には利根川の栗橋・古河周辺で今年もレンギョ・ソウギョ・アオウオの産卵が行なわれることでしょう。大雨で4〜5メートルも水深が増えた後、水位の下がり始めの朝が産卵開始の合図です。一斉にレンギョの産卵行動が見られます。水面に見えるのはレンギョのみですが、川底近くではソウギョやアオウオが同様に産卵しているそうです。こうした自然の営みが絶えることなく今年もきちんと行われることを願ってやみません。


私達釣りをする者にとって、大物を釣り上げて自慢することだけがその目的ではありません。“釣り”というものを通して自然に親しみ、また“釣りが好き”という共通項によってつながり合う見ず知らずの釣り師との交流を深めながら、人生をより有意義に、より楽しいものにしていこうという大きな願いがあります。


そのためにも私達釣りを愛する者はそのフィールドを人一倍大切にしたいものです。「来た時よりも美しく」 釣り場は私たちの活動フィールドです。私たちの後に来た人たちも、きれいな場所で気持ちよく釣りができるようゴミは進んで持ち帰りましょう。さぁ、今年も釣りにでかけましょう。