あの人にインタビュー


 インタビュー  会報担当 石川 比呂志
      埼玉支部 座間会員
 

鯉釣りとの出会い

から40年程前、私が埼玉県大宮市(現:さいたま市)に住んでいた頃の新聞ニュースで、「浦和の秋ヶ瀬水門下流(汽水域)で魚が大量に死んで浮いている」との記事が有り、原因は夏場の酸欠で大魚が多量に浮いてしまった との事でした。その頃の私は、妻と鮒等の小魚釣りを時々する程度でしたが、記事で見た魚が大きな魚ばかりだったので、仕事が休みの日に妻と早速見に行き、あまりにもの大きな魚にびっくりし、その帰りに早速、竿・リール等を1セット買って帰りました。

当時は市販の小さな吸込み仕掛で芋の裏ごしを作り、荒川と入間川の合流地点で釣行しました。初鯉は60㎝程でしたが、市販の細い仕掛のためタモ入れ前にバラしてしまいました。そのバラシをきっかけに絶対に釣ろうと釣行し始め、現在に至っています。

淡水研に入会したきっかけ

淡水研に入会したきっかけは休会している会員や退会した淡水会員の中で、仕事の関係で古くからの知り合いがいて、古くから淡水大魚研究会に入会している事は良く聞いていましたが、仕事の都合で荒川と利根川の中間程に住んだ事がきっかけで、利根大堰上流で知り合った鯉釣り仲間4人で利根川の神崎橋下流への釣行、北浦への釣行等を行っていた為、会に入ろうとは考えていませんでした。たまたま、4人の仲間の1人の亡くなった菊地さんが、黒川顧問と水郷近辺で合い、淡水大魚研究会への入会を勧められたのがきっかけで、私も菊地さんに勧められて「一緒に入会しないか」と誘われた事がきっかけで入会しました。

主に行く釣り場

一昨年までのメイン釣り場は常陸利根川下流域でしたが、70~80cm台は釣れますが、90cm以上がなかなか釣れなくなった事で、昨年は鰐川下流の徳島地区での釣行、また水戸の那珂川下流への釣行等をしましたが、今年は木崎湖をメインに釣行しました。地元の利根大堰近辺では日帰り釣行のみでしたが、今後は泊りでの釣行も行って行く予定です。

釣り方へのこだわり(釣りのスタイルなど)

釣り方へのこだわりは特に有りませんが、鯉釣りはあくまで趣味であり、釣り場での仲間同士のふれ合い、遠征時、地元の鯉釣り師とのふれ合いを大切にして行きたいと思っています。また、釣り場は汚さずに「来た時よりも、帰った後が綺麗であった」と言われる様にして行きたいと思っています。

これからの鯉釣りは?

私の今までのメイン釣り場は常陸利根川でしたが、ここ最近は小物の釣果ばかりで、他の釣り人も90cmオーバーが釣れたと言う声も聞こえなくなりました。今年は木崎湖をメインに攻め、久しぶりにメーターオーバーを釣る事が出来ましたが、何日も釣行しても1回も当たりが無い人も多く、当たりを多く楽しみたい人には厳しい釣場ではないでしょうか。私の地元の利根大堰は、大物はなかなか望めませんが、当たりは楽しめる場所です。常陸利根川も、まだまだ大物に巡り合えるチャンスの有る釣り場だと思っていますので、時期により場所を変えて釣行しようと考えています。また、沼、湖、ダム湖等も時間が取れれば釣行して行きたいと思っています。

自慢のタックル(竿・リール・仕掛けなど)

私の自慢は、20年程使用しているタモです。
このタモ枠径は80cm程の大きさで、亡くなった
菊地会員がモミの木の枝を先端で繋いで作製した物で                         

、タモ網と柄は私の自作で、ヘラの手編み網を見様
見まねで編んだ網で、定期的に柿渋を網に塗って劣化
防止を図っています。
また、竹の柄は根から掘り出して加工した物で、自慢
できる一品です。今後も大事に使っていきたいと思っています。


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